もう一人のK


先週、梅田での舞台。
愛する人が去った後、たくさんの想いを断ち切る様にトレンチコートを羽織る男。
ソフトを目深にかぶり自らもその場を去る。
帽子に隠れて見えることは無かったが、涙を湛えた瞳では足下が滲んでいたはず。
僕ならきっとそう。
頬を伝う涙はことさらにしょっぱい。