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ここへ住んでからの僕はどんどん自分の引き出しから
物を無くしてしまっている。
一昨日雪雲の間から見た空には数多の星があったのに
狭いマンションのベランダからはたった一つしか見られない。

だからといって、今の暮らしを放擲して消え去ることも
出来るわけじゃないし。

今年は本を読もう。
乾いた砂が雨を吸い込むように乱読した高校生に戻って。

大好きな人が大変なとき、掛ける言葉を探せないって悲しいから。